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洗濯機
洗濯機を取り付ける際、水漏れが不安という方、多いのではないでしょうか?
自分で洗濯機を取り付けて、水漏れをおこし、しかも床下浸水してしまったら大変な事になります。苦手意識も重なって、専門業者にお願いする人も少なくないです。
ただ、しっかりと手順を踏めば洗濯機の取り付けはご自身で行えます。この記事では、誰でも洗濯機が取り付けられるように、分かりやすく説明していきます。
取り付けは基本的に3ステップ。基本さえマスターしてしまえば、今後引越し先でも洗濯機を買い替えた時でも、取り付けられます。
なるべく分かりやすく、丁寧に書いていくので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
では、早速紹介していこう。
洗濯機のメーカー、建物の構造によって変わりますが、必要な工具があります。必ずあったほうが良いのが、プラスドライバー。プラスドライバーはステップ1で紹介するアース線の取り付けで必要になるケースが多いです。(後ほど、ご説明します)
また、排水ホースの位置を変える時にもプラスドライバーが役に立ちます。洗濯機の排水ホースの出口と排水エルボの位置が同じだったらプラスドライバーは必要ないですが(ステップ3で詳しく説明します)、プラスドライバーがある事によって作業効率は飛躍的に上がるので用意しましょう。
それでは早速作業に入っていきましょう。
先ずは電源とアース線の接続を行っていきましょう。
電源は基本的に差すだけのタイプなので、説明不要。
ただ、新しい洗濯機を購入して、いま当記事を見ながら取り付けを頑張っている方、電源が見当たらない!と、焦っているかもしれません。
落ち着いて下さい。洗濯機を少し手前に倒して、洗濯機の背面を覗き込んでください。青いビニールテープで固定させれいませんか?同様に、アース線も青いテープで固定されている事があるので、手を伸ばしてテープを剥がしましょう。
また、建物の築年数が経っているところは、もしかしたら近くに電源がないケースもあります。その場合、延長コードを用意しなければなりません。大半のケースは洗濯機置き場に電源がついているますが、稀に延長コードが必要な建物もあるので注意して下さい。
次にアース線を接続していきましょう。
上でも少し書きましたが、アース線はプラスドライバーが必要なタイプ、必要じゃないタイプの2種類があります。(建物が古い場合は、アース線を接続する箇所はないのです。)
最初にプラスドライバーが必要なケースを説明していきます。
上の写真を見て下さい。アース線とは、電源の下についていて、蓋を開けると鉄の色をしたねじ山が見えます。見えたねじ山にプラスドライバーを合わせて、時計と反対まわりに回して下さい。
一つ注意していただきたいのは、もしかしたらねじ山を時計と反対まわりに回しても動かないケースもあります。動かないからといって、力尽くで回してしまうと破損の原因になります。
動かないようでしたら、洗濯機のアース線のねじ山は緩んでいます。
アース線のねじ山が緩みましたら、洗濯機から出ているアース線をねじ山の隙間に入れます。この時注意したいのは、アース線は緑と黄色のビニールで覆われています。中に銅線があるので、先端だけ銅線が剥き出しの状態にして下さい。
もし、剥き出しになっていなければハサミで緑と黄色のビニールを切りましょう。
アース線の銅線がねじ山の中に入ったら、プラスドライバーで時計回りに回して閉めましょう。ある程度ドライバーが回らなくなったら固定されています。
次は、ドライバーが不要なタイプのアース線の取り付け方です。
アース線の差し込み口の蓋を開けると、写真のように差し込み口が沢山出てきます。真正面から見ると、顔のようにも見え、目の部分にアース線を差し込みます。
左右、2箇所ありますが、どちらでも構いません。
もしアース線の先端の長さやまとまりが悪い場合は、アース線をハサミで切り調整して下さい。切っても問題ないので、気にしないで大丈夫です。
アース線を差し込み終えたら、作業1が完了です。
お疲れ様でした。
次は給水ホースをの接続を行っていきましょう。
給水ホースは建物から出ている蛇口と洗濯機を繋ぎ、洗濯機で洗濯物を洗う時の水を給水します。建物の蛇口によっては、四つネジニップルが必要だったら、蛇口を交換しないとならないケースも出てきますが、その点は後ほど説明していきます。
そしたら、蛇口の形状を確認しよう。蛇口の種類も様々だが、写真のように蛇口先端から白い突起のようなものが出ているだろうか?この突起を ”止水弁” という。給水蛇口に止水弁が付いていれば、給水ホースの接続は簡単です。
給水ホースの接続は、洗濯機側の方から行うようにして下さい。理由は、蛇口が開いていて、先に建物の蛇口側に給水ホースを接続したら、水が吹き出してくるからです。
私が新人の頃経験したのですが、止水弁が付いているから水が出ていないだろうと、勝手に決めつけてしまい、やらかしました。水が勢いよく飛び出して、水浸しに・・・。あいにく、優しいお客さんだったので、タオルを出して頂き、『大丈夫だった?』、と優しく接して頂き、今となっては懐かしい思い出です。
なので、必ず給水ホースの接続は洗濯機側から付けるように心掛けてください。
給水ホースを洗濯機側に接続出来たら、蛇口側も接続します。
給水ホースの先端を引きながらはめます。先端だけ上下に引いたり押したりできるので、引きながら蛇口に押し込むイメージ。カチャっと音がすれば完了。
蛇口の止水弁がついていなかったり、給水ホースと蛇口の先端が合わない時のケースを紹介します。
何度か書いていますが、建物の築年数が経っていると、どうしても部品が必要になったり交換しないと接続出来ないケースが出てきます。昔の二層式洗濯機の蛇口だったり排水口だったり、後防水パンが小さかったりすると結構大変です。
今は縦型洗濯機とドラム式洗濯機が主流なので、二層式洗濯機の方はほぼ居ません。私の祖母はいまでも二層式洗濯機を使っていますが、建物も古いので問題なく使えています。
(接続が困難で大変な場合は無理せず、弊社にご連絡頂ければ対応させて頂きます。ご相談だけでも是非。)
写真を見て下さい。
学校の水道のような蛇口が給水ホースの接続部だったら、四つネジニップルを接続するか蛇口の交換が必要です。
四つネジニップルの接続は、ネジを緩めて、四つネジニップルを開く(上下外しイメージ)、水平にして蛇口を接続したらネジを締めて四つネジニップルを閉めて完了。
ただ、四つネジニップルは水漏れのリスクも高く、外れてしまうケースもあるので、出来れば蛇口交換することを弊社では推奨しています。多少費用はかかってしまいますが、水漏れリスクを少しでも減らせるので、蛇口交換が良いでしょう。
蛇口交換の手順を説明していきます。
あっ、最初に必要工具はプラスドライバーと書きましたが、もし蛇口交換をする場合はモンキーレンチかウォータープライヤーが必要になります。
古い蛇口を外します。写真の場所にモンキーレンチ、もしくはウォータープライヤーで挟み半時計回して外します。簡単に外れる場合と外れない場合があります。外れない場合は錆びているか、何十年も動かしていなくて固まっている事が多いです。錆び取りスプレー(556のようなもの)付けて回したり、蛇口の繋ぎ目を軽く叩きながら動かすと外れたりします。
簡単に外れれば良いのですが、無理やり外すと、折れてしまうケースもございます。蛇口交換をしたくて、難しいと判断したらプロにお願いするのが一番安全です。
蛇口が外れたら、蛇口の中に入っている黒いゴム(パッキン)も取り出します。取り出した蛇口とパッキンはセットなので、賃貸の物件でしたら無くさず保管しておいて下さい。
古い蛇口が外せたら、新しい蛇口を接続します。新しい蛇口にも黒いゴム(パッキン)が付いているので、先に黒いゴムを蛇口に埋めて下さい。向きが決められているものでしたら、説明書を読んで向きを間違えずに入れましょう。
黒いゴム(パッキン)を入れ終えたら、蛇口を差し込みます。
蛇口がハマったら、手で閉められるところまで閉めて、最後にモンキーレンチかウォータープライヤーでキツく閉めれば完了。これで止水弁が付いた蛇口に変わり、給水ホースもカチッとはめる事が出来るはずです。
お疲れ様でした。
排水ホースの接続です。
排水ホースは洗濯機から建物の配管に水が流れます。排水の水の量は多く威力は強いので、しっかり接続して下さい。防水パンの形や高さ、排水口の位置、排水ホースの出口、難しいケースもありますが、基本的な作業は同じです。
最後の作業、頑張っていきましょう。
洗濯機の排水ホースの出口は洗濯機のメーカーによって様々です。右、左、真下、後ろ、四方向のどこかから出ているのが基本になります。洗濯機置き場の排水口の位置と排水ホースの出口を確認して、作業に入りましょう。
防水パンがある建物でしたら、排水ホースと排水口を繋ぐ部品 ”排水エルボ” というものが必要になります。”排水エルボ” が建物に付いているケースと付いていないケースもあり、もし、付いていない場合は、ご自身で用意するか、プロに依頼した方が安全です。
排水ホースの出口と排水口の位置を確認して、問題なく接続出来そうな位置関係にあれば、排水ホースを排水エルボに差し込みます。つなぎめをテープか結束バンドで止めておくと安全です。
(排水ホースと排水エルボの差し込み口が合わなかったり、緩い場合は部品交換が必要かもしれないので、一度ご連絡下さい)
排水ホースと排水エルボの接続が終わったら、排水エルボが元々付いていた建物の差し込み口に入れます。これで基本的な洗濯機の取り付けは終了。
説明通りやりたいけど、排水ホースの出口と排水口が真逆にあるから、ホースの長さが足りず接続が難しい。防水パンが真っ平だから、洗濯機の排水ホースを真下から出して接続することが出来ない。
様々なパターンがありますが、ここでは排水ホースの出口を逆にする方法や、部品を利用して接続する手段を紹介します。
排水ホースを逆に持っていきたい場合は、排水ホースを動かす事ができます。各メーカーやり方は異なりますが、縦型洗濯機の場合、底の面を見ると、排水ホースに経路がある事が目視で確認出来るはずです。言葉だけでは分かりにくければ説明書を見る、説明書が見当たらなければ検索すれば出て来るはずなので、確認して下さい。
ネジで固定されているものもあるし、中で固定ホルダーが付いているメーカーもあるので一概には言えないですが、大半は簡単に動かす事が出来ます。動かした方向から排水ホースを出し、排水エルボと接続しましょう。
もし、動かすのが難しくて、手っ取り早く設置したい場合は、部品を駆使すると簡単です。
ここでは、 ” かさ上げ台 ” をおすすめします。
かさ上げ台とは何かというのは、下に記事を貼っておきますので参考にして下さい。
かさ上げ台を設置することで多くのメリットを生み出す事が出来るし、今回のように排水ホースが逆で接続出来なかったり、排水口が洗濯機の真下にあるから手が入らず接続出来ないケースでも役に立ちます。
一度持てば、10年は使用出来るのであっても損はないでしょう。
電源、アース線、給水ホース、排水ホースの接続を全て終えたら、最後に試運転も行いましょう。
少しで良いので、洗いで水を給水。その後、電源を切って脱水のみを選択し、排水作業。目視で確認して、給水口も排水口も水漏れがなければ問題ありません。
これら一連の作業は一度覚えれば、今後の生活にも役に立ちます。水漏れがあった時などもご自身で確認が出来るし、もしかしたら修理もできるようになるかもしれません。
弊社は水回り全般の接続や修理を行っていますが、特に洗濯機には自信があります。スタッフも全員経験値が高く、ベテランから若手も多数在籍しています。
洗濯機のこと以外でも、水回り全般困った事がありましたら、何なりと連絡下さい。即日対応させていただいておりますし、最短30分で駆け付けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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