洗濯機・トイレ・キッチン・洗面所・お風呂等水回りのトラブルは、OMD水道サービスにお任せ!!
コラム
ドラム式洗濯機を使用していて、
乾燥時間が長くなった!
乾燥の乾きが悪い!
臭いがするようになった!
このような状況でお悩みの方、是非本記事を読み進めて下さい。
乾燥時間が長くなる原因と、それぞれの対処法を紹介しています。簡単に対処できる事もありますし、逆に高度な技術を要するケースもあります。
少しでも ”危険” ”難しい” と判断した場合は、弊社に相談して頂けると嬉しいです。
最初に書いておきますと、ドラム式洗濯機で乾燥時間が長くなる場合、多くは内部の空気の流れや湿気排出に問題が起きています。
乾燥機能を使用し続けると、乾燥経路に埃が溜まり、その埃が熱風を塞ぐため乾燥時間が長くなったり、乾きが悪かったりします。
詳細は以下に続きます。
原因
乾燥中のホコリ・糸くず・衣類の繊維カスがフィルターにたまり、温風の循環が悪くなる。
糸くずフィルターも同様、汚れが溜まると乾燥時に臭いの原因になります。
対処法
乾燥フィルター(ドア側や本体奥)を取り外し、水洗い or ブラシで掃除。
糸くずフィルターも併せて掃除。
どちらも簡単に取り外せるので、週1回は掃除するようにしましょう。
原因
乾燥ダクトに埃がたまると、温風効率が低下し乾燥時間が延びたり、乾きが悪くなります。
特に数年使っている場合は高確率でここが原因です。
(ドラム式洗濯機の乾燥時間が長くなる原因の大半はこれです)
対処法
機種によっては前面や背面からカバーを外し、乾燥ダクトを掃除します。
掃除口から掃除機で吸い出し。水洗いできるタイプもあります。
いわゆる分解洗浄が必要になる作業が多いため、専門業者にお願いしましょう。
原因
乾燥時も水を使って湿気を冷却・排水します。
排水ホースや排水口が詰まると湿気が排出できず、乾燥効率が低下。
対処法
排水ホースの詰まりや折れ曲がりをチェック。
排水口の掃除も行いましょう。ただ、ドラム式洗濯機の場合、排水口に手が入らないご家庭も多いです。80キロ程ある洗濯機なので、排水口掃除が難しい場合は、専門業者に依頼して下さい。
原因
詰め込みすぎ → 温風が行き渡らず乾かない。
厚手やバスタオルが多い → 水分量が多く時間が延びる。
対処法
乾燥時は洗濯容量の 半分〜6割程度 に抑えましょう。
厚手と薄手を分けて乾燥も試みて下さい。
原因
梅雨や冬の低温期は外気との温度差や湿度が影響して乾燥効率が下がる事があります。
対処法
換気を良くして湿気を逃がします。
また、乾燥時間を長くして行うといいでしょう。
原因
ヒーターが劣化して十分な熱が出ない。
湿度センサーが誤検知し、長時間運転になる。
対処法
掃除しても改善しない場合はメーカー修理依頼推奨しています。
ただ、一度も分解洗浄を行っていない場合は、乾燥ダクトに埃が溜まっていることが原因の可能性が高いです。
乾燥時間が「以前より徐々に」長くなった場合は、まず埃詰まりがほぼ原因です。
「突然」長くなった場合は故障やセンサー異常の可能性が高いです。
なかなか判断がつきにくいケースもございます。一度も分解洗浄をしていない方は、この機会に洗浄してみるのもありだと思います。
問い合わせフォームやLINE@から、相談だけでも構いません。状況、メーカー、型番を教えて頂ければ最善の対処法をご提案させて頂きます。
最後に、弊社が行った作業実績を紹介します。
何度も書きますが、
乾燥時間が長くなる原因No. 1が、乾燥経路に埃が溜まっています。乾燥フィルターを取り外しても、奥までは掃除できません。頑張って奥まで掃除しようとした結果、掃除道具(歯ブラシ等)落としてしまう方も少なくありません。
(掃除道具を落としてしまうと分解しないと取り除けないので、やめておきましょう)
東京都品川区に住むO様
パナソニックのドラム式洗濯機を5年ほど使用しています。乾燥機能が年々低下していて、生乾きの臭いも気になっていました。
また、最近は「U11」のエラー表示もされるようになり、排水の流れも悪い。これは流石に専門業者に見てもらおうと弊社に相談をいただいた次第です。
(「U11」と乾燥時間が長くなる事は別問題になります。ただ、臭いが気になるケースでいうと排水口詰まりが原因の可能性もあるので、一度相談頂けると嬉しいです)
お伺い後、状況確認をしてから作業に入ります。
先ずは、排水ができないという事なので、水の流れを確認。洗いで洗濯槽に水を溜めて、脱水に切り替える。
お客様がおっしゃった通り、水が排水されません。排水ホースまで水が来ていないので、本体内部で詰まっているのでしょう。下部のパネルを取り外し、排水経路を辿って汚れを取り除きました。
今回の「U11」の犯人です。
蓄積された汚れが塊となり詰まってしまったのでしょう。
次に、乾燥時間が長くなった埃を取り除いていきます。
上でも紹介しましたが、大半が乾燥経路に埃がち奇跡されることにより、熱風が遮られてしまうため、乾燥時間が長くなったり、乾きが悪くなったり、臭いの原因になってきます。
なので、分解洗浄することで、大半が乾燥機能復活できます。
下部のパネル、上部のパネル、操作パネル、ドア等を取り外していきます。
様々なパーツが、それぞれ専用のビスで止まっているので、各部品に養生テープでビスをまとめて貼り付けておきます。
そうすることで、戻す際につけ間違え等のミスがなくなり、水漏れリスクも格段に低くなります。
さて、肝心の乾燥ダクトが見えました・・・
凄いですね(笑)
乾燥経路の出口が埃で埋まっています。
これでは熱風が送られてこないのも理解できますね。
お客様にも状況を確認して頂き、こんなに埃が溜まっていたの!?と、驚かれていました。
ゴムホースの方にも埃がこびり付いているので、しっかり取り除きます。
さらに分解を進めて、脱水カバーの裏側も綺麗にしました。
脱水カバーの裏側にも埃が溜まっていることが多いのですが、今回は比較的少なかったです。
一番多かった箇所は、乾燥経路だったので、ほぼこれが原因と分かり良かった。
ゴムホースも綺麗にして、脱水カバーも綺麗にしたら、洗濯槽の中も専用に薬剤で綺麗にします。
カビが付着しやすい箇所になるので、臭いの原因になる箇所でもあります。
洗濯槽は取り外さずに、薬剤をふきかけ臭いの元を除去。薬剤を投入して、時間を置くことでカビが浮かび上がってくるので一目瞭然。
水を流して、洗濯槽の中もスッキリしました。
今回取り除いた埃です。
洗濯機の中にこれだけの埃が溜まっていることに驚きますよね・・・
まぁ、乾燥機能に優れたドラム式洗濯機なので、埃が溜まるのは仕方ないのかもしれません。なので、乾燥機能が悪くなったり、乾燥時間が長くなったり、ドラム式洗濯機の分解洗浄を行ってみたいという方は、是非この機会にやってみましょう。
弊社でも一都三県でしたら、お伺い可能です。
お気軽にお問い合わせください!
作業の終盤、、、
分解洗浄したら、元に戻す作業で終了です。
取り外す時よりも慎重に行います。ネジ間違いは養生テープで分けているので問題ありませんが、ネジの緩みや締め過ぎも水漏れの原因になります。
せっかく綺麗になったのに、水漏れや故障が起きてしまうとお互い後味が悪くなってしまうため、慎重に戻しました。
最後に試運転をします。
給水と排水時に水漏れがないか。
「U11」はしっかり解消されたか。
乾燥機能が復活しているのか。
それぞれ確認して作業終了です。
本日は数多くある水道業者(分解洗浄業者)の中から、OMD水道サービスをご利用頂きありがとうございます。
また、洗濯機周りの事でお困りごとがあればお気軽にお問い合わせ下さい!
ドラム式洗濯機を使用していて、乾燥時間が長くなった方、相談だけでも構いません。
お気軽に連絡下さい。
【パナソニック洗濯機全般】乾燥時間が長くなった時の原因と対処法
こちらの記事も参考にしていただけると嬉しいです。
お見積り•出張費
電話相談無料
お見積り•出張費•電話相談無料