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洗濯機
こんにちは、OMD水道サービスです。
本記事では、自分でドラム式洗濯機を取り付ける方法を紹介しています。
今、この文章を読んでいる人は少なからずドラム式洗濯機の取り付けに挑戦している最中、もしくはこれからドラム式洗濯機が自宅に届いて取り付ける準備をしている方々ではないでしょか?
縦型自動洗濯機に比べて、重量は倍近くあるし、構造も複雑だから難しいと思っている人も多くいます。確かに、大きい分スペースの問題で設置に苦労することもあります。我々専門業者でも苦戦することは少なくありません。
でも、安心して下さい。この記事を読めばドラム式洗濯機の取り付けができるようになります。
(あくまでも洗濯機置き場に置ける状態という過程でお話を進めていきます)
ドラム式洗濯機購入を検討している人も中にはいらっしゃるかもしれません。
もし、購入前に本記事を読んでいる人は最初に、「ドラム式洗濯機を購入前に気を付けるポイント」を紹介します。もう、ドラム式洗濯機が防水パンに上にある状態の方は飛ばして、「ドラム式洗濯機の取り付け方法」から参照して下さい。
などなど。
これからドラム式洗濯機を購入しようかと考えている人は、以下の寸法を図っておくことが重要です。
先ずは、搬入経路の寸法を図りましょう。搬入経路とは、主に玄関から洗濯機置き場までの動線です。
戸建ての場合ですと、洗濯置き場が2階もしくは3階にある場合階段を通らなければなりません。都心の戸建は縦長の造りが多いので、搬入経路が狭くてクレーン車で吊るして窓から入れているご家庭も多い。
ただ、マンションやアパートの場合は玄関から搬入して運び込まなければなりません。扉を外しす作業も必要になる事も多いので事前に寸法を図っておくことが大事です。
搬入経路に問題が無ければ、防水パンのサイズを確認しましょう。防水パンも建物によって寸法も形も異なります。四つ足が上がっているタイプ、フラットタイプ、2層式洗濯機タイプ、購入を考えているドラム式洗濯機の縦横のサイズが防水パンをはみ出していないかなど確認しましょう。
もし、かさ上げ台を設置しなければならないケースが出てくるようだったら、下記にページを参考にしてみて欲しい。
洗濯機のかさ上げ台はおすすめ!メリット・デメリットを紹介します
防水パンのサイズがクリアしていたら、次は蛇口の高さを確認しましょう。防水パンから115センチ以上の高さに蛇口の突起があれば大体は問題ないです。(ドラム式洗濯機も種類があるので、購入予定のドラム式洗濯機の高さを調べて下さい)
もし、115センチ以下の位置の蛇口がある場合、蛇口の交換も検討しよう。先端部分だけ交換すればドラム式洗濯機が置けるのであれば10,000円くらいで蛇口交換はすみます。ただ、根元から蛇口を外して壁ピタ水栓に交換しなければならないケースも出てきます。その場合、賃貸物件の時は管理会社に許可を得ること。費用もそこそこかかってきてしまうので、相見積もりを取ることも頭に入れておいて方がいいでしょう。
以上がドラム式洗濯機購入前にチェックするポイントです。
ご自身で寸法を図って判断するのは難しいという方もいらっしゃると思います。有料になってしまうが、専門業者に動線の寸法と購入を考えているドラム式洗濯機のメーカーを伝えて来てもらう方法もある。
検討してみて下さい。
ドラム式洗濯機の取り付け方法を説明していきます。
パナソニック、日立、東芝、シャープ、アイリスオオヤマ、アクア、様々なメーカーがありますが基本的な構造や取り付け方法は同じです。
中には排水ホースの出口が分かりにくかったり、左右移動させなければならないケースもで出て来ますが慌てずに作業して下さい。そして、最後まで読んでみて、ご自身で出来そうになかったら専門業者に依頼することをおすすめします。
ドラム式洗濯機を設置する前に必ず確認してほしいのが固定ボルトです。固定ボルトは輸送用ボルトとも言います。運搬中に洗濯槽が動いて壊れないようにする部品のことです。ドラム式洗濯機は機能が多いぶん、繊細で故障になるケースも少なくありません。
固定ボルトはドラム式洗濯機の背面についています。2箇所、3箇所、4箇所付いていて、メーカーのよって個数が違います。4箇所ついているものは、背面の下の方に付いているので洗濯機置き場に置く前に外しましょう。置いてから外す作業は大変なので、しっかり確認して下さい。
また、外す工具は購入時の備え付けの部品に付いています。特に新品でしたらすぐにわかると思いますので、説明書を読みながら外して下さい。
(外した固定ボルトは、また引越しの際に必要になるので保管しておいて下さい)
固定ボルトを外したら、電源とアース線の接続を行います。
電源とアース線は洗濯機の背面から出ている2種類のコードのことです。緑色と黄色いビニールで巻かれているのがアース線、グレーの線が電源になります。
新品のドラム式洗濯機だとテープで止められているかもしれないので、剥がして下さい。剥がすと先端が差し込める状態になるので、建物の穴に差しましょう。
アース線を接続する時、プラスドライバーが必要になるケースもあります。
写真を見て下さい。
アース線のカバーを外すと、中に金属のねじ山があります。このケースはドライバーが必要になってくるので、出来ればプラスドライバーの方が作業しやすいです。ドライバーの先端とねじ山を合わせ、時計と反対周りに回して下さい。
そうすると、金属のねじ山が手前に出てきて隙間ができます。隙間にアース線の同線だけを差し込み、今度はねじ山を時計回りに回して固定。
ある程度ドライバーが動かないくらいまでになれば大丈夫です。
次は道具が不要なタイプのアース線の取り付け方法を紹介していきます。
アース線の蓋を開けると、写真のような差し込み口になっていないだろうか?
これは、右と左どちらでも構いません。同線を奥までグッと差し込むだけです。
意外に簡単ではないですか?
同様に電子レンジのアース線も洗濯機と同じなので、つけていない人は付けてしまいましょう。
以上で電源とアース線の接続は終了。後は、ホース各種を設置すれば完了です。頑張っていきましょう。
給水ホースを取り出して下さい。給水ホースは洗濯機の蛇口部分と洗濯機側に接続します。蛇口の種類よっては、そのまま設置できるものもあれば、四つネジニップルが必要なケース、ストッパー付きニップルに変えた方が安全なケース、様々です。
ここでは、一般的な蛇口のケースの説明をします。
先ずは洗濯機側から給水ホースを接続しましょう。蛇口側から給水ホースを接続することも出来ますが、もしかしたら蛇口の開いている事もあります。止水弁がついている蛇口なら、開いていても水が出てこないで、一見しただけでは分かりません。蛇口の栓が開いている状態の中、給水ホースを蛇口側だけ設置してしまうと、大量の水が放出されます。服も床も水浸しになりますので、必ず洗濯機側から取り付けて下さい。
洗濯機側に給水ホースが接続できたら、蛇口に接続しましょう。給水ホースの先端を引きながら蛇口に付けるとカチッとはまります。
うまくはまらない時、止水弁に圧がかかっていることもあります。蛇口の先端の白い突起物が止水弁なのですが、それを押しても動かな時は、給水ホースがはまりにくいです。蛇口が閉まっていることを確認し、止水弁を中に押し込むようにすると圧が抜けます。圧が抜ければ給水ホースがカチッとハマるのでやってみて下さい。
給水ホースの接続が終わったら、排水ホースを取り付けていきましょう。
確認しておきたいポイントは、排水ホースの出口と排水口の位置。防水パンの種類によって異なりますが、排水ホースの出口と排水口の位置が隣り合わせになっていれば簡単に接続できます。
排水ホースを排水エルボに差し込み、結束バンドがあれば、キツく縛る。これで全ての作業は完了となります。
ただ、排水ホースの出口と排水口の位置が逆だった場合どうするか。
方法は2つあります。
メーカーによって排水ホースの位置を動かせるものと、動かせないものがあります。大半のドラム式洗濯機が動かせますので、やってみましょう。
やり方もメーカーそれぞれなので、説明書を手に取って作業を進めてみて下さい。最低限必要な工具はプラスドライバーになるので、用意しましょう。
かさ上げ台を設置することにより、洗濯機の下に空間ができます。空間が広くなれば排水ホースを下から反対側にある排水口まで届けば接続可能。
排水口が逆じゃなくてもかさ上げ台の設置はしておくべきと弊社では考えています。なので、ドラム式洗濯機取り付けのご依頼を頂き、現場へ行くと案内もしております。
(真下排水の場合もかさ上げ台の設置が必要不可欠になってきます。)
全ての接続を終えたら、最後に試運転を行いましょう。
試運転のやり方はいろいろありますが、ここでは水漏れがないかのチェックだけしていきます。蛇口をひねり、電源を入れて洗いボタンを選択しスタート。少し時間が経つと給水がスタートされ水が洗濯槽の中に溜まって来ます。
ある程度溜まったのを確認したら一時停止。さらに一度電源を切って、再度電源を付けて脱水ボタンを選択します。脱水のみになったらスタートボタンを押し、排水ホースと排水口を覗き込み水漏れがないかしっかり確認して下さい。繋ぎ目が緩かったり、接続が甘いと水漏れします。
少しでもポタポタ垂れているようでしたら、再度外して接続しなおしましょう。丁寧に最後まで頑張って下さい。
以上で作業終了。
ドラム式洗濯機の設置できましたか?はじめての方は時間もかかってしまうし、不安に思うこともある事でしょう。
ボルトを外す
↓
電源とアース線を繋ぐ
↓
給水ホースを繋ぐ
↓
排水ホースを繋ぐ
(防水パンが狭い場合はかさ上げ台を設置する)
↓
試運転を行う
この流れで頑張って下さい。
やってみたけどできなかった方、不安だから専門業者にお願いしたい方、是非弊社にご連絡頂ければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。安心、安全にドラム式洗濯機が使えていることを祈ります。
(作業に関しての質問は受け付けていませんのでご了承下さい)
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